ホテル・メトロポールのメインダイニングMETのメニュー(2016年3月)

 ヴェネチアの1つ星レストラン、ホテル・メトロポールのメインダイニングMETでは、観光客のお客様のご要望に応えて北イタリアを中心とした伝統料理を提供しています。
 今の流行に沿ってヌーベル・キュイジーヌ風に偏った訳ではなく、ベネチアを中心とした伝統料理を提供します。伝統料理とは言いながら、日本の皆さんにはあまり親しみのない逸品です。
 海外から観光のお客様はミシェランの星付きを目安とする、しかしイタリア的な料理を期待するからレストランも伝統料理をおろそかに出来ない。これもイタリアの高級レストランの1つの流れと言えるかも知れません。

 ホテル・メトロポールのメインダイニングMETの提供する特別Degustazione(味見)メニューを紹介致します。

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春のお試しメニュー・伝統料理
<クモガニのベネツィア風(Granseola alla veneziana)>
 伝統的なベネツィア料理の一つ。ドゥカーレ(ベネツィア共和国総督)時代から様々な料理法が成されてきましたが、私どもでは尤もシンプルな形で提供します。クモガニは茹でて、サラダと一緒にオリーブオイルとレモンで召し上がっていただきます。

<リングイーネのペースト(Linguine al pesto)>
 バジルと松の実で作るペーストはイタリアのソースの中でも最も有名なものです。ペーストが生まれたリグリア地方のオリジナル・レシピではこの他に二つの重要な素材が含まれます。ジャガイモといんげん豆です。伝統的で豊かな味と新鮮さの一品です。

<バッカラとひよこ豆のローズマリー風味(Baccal e ceci al rosmarino)>
歴史的なトスカーナ地方の一品を厳選されたバッカラ(タラの塩漬け)にチチェラーレ特産のひよこ豆のローズマリー風味を添え、エキストラヴァージンオリーブオイルを一筋かけて召し上がっていただきます。

<パルメザンチーズとバルサミコ(Parmigiano e aceto balsamico>
<前デザート>

<プロフィッテロ ロイヤル(Profitterol royale)>
 カテリーナ・メディチ付きのシェフが考案したトスカーナのお菓子。クリームを包んだシューに苦いカカオクリームで包み、アンティル諸島のラムをふりかけます。
料金:160ユーロ(6皿)
ワインのお試し90ユーロ


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