ピッツァ研修最終日の実地トライアル

 ピッツァ研修のプロ養成コースでは、最終日に締めくくりの実地トライアルが行われます。教わった手順に沿って一人で工程のすべてをこなします。
 
 終わると「よく出来ました」と修了証が出されます。日本人の研修生の方はかなり緊張していたようで,イタリア人の先生に比べて表情が硬くなっています。これも文化の違いなのでしょう。
 

<トライアルの課題はマルゲリータ>
 スクールの先生達をお客様に見立てて、ピッツァを提供します。今までの総集ということで、生地作りから始め、ボールを作り発酵させ、窯に火を入れるといった準備作業もスタッフの補助無しに行います。 
 
 そして生地伸ばし、具材載せ、焼き込みといったナポリピッツァをつくるのに、味の決め手となる工程にチャレンジします。トライアルの内容はマルゲリータ。焼き上げて先生達に試食してもらいます。

 
生地圧延  トマトソースかけ
 
 
モッツァレラ載せ  オリーブオイルかけ


<厳しいトライアル>
 ナポリのプロ養成のピッツァスクール、大変厳しいです。最近の受講生の中には、トライアルに通らない人も多くなっています。これまで日本人の受講者は優秀で、真面目に受講すればトライアルをパスしていました。ただお客さん気分でこられた方の中には、日本人でもパスできない人もいます。やはり修行の場なのです。 

<日本流はダメ>
 日本の方が良くうまくいかない原因には、つい壁にぶつかると日本で覚えたやり方で作業してしまうことです。ところが日本やり方の中には、引っ張ったり、打ち粉をするといったように、ナポリではしていないやり方があるのです。一旦頭をナポリ式に切り替えるプロセスが必要となります。これができればトライアルをパスすることは難しくありません。ピッツァ職人を目指す方は、是非、ピッツァ職人養成講座にチャレンジしてみてください。

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