
トレビの泉



18世紀にニコラ・サルヴィにより完成したバロック様式の噴水です。水源は紀元前のアグリッパの水道から取られています。上の壁のレリーフは高架水道の建設現場で指揮を執るアグリッパが描かれています。
中央に立つ海神ポセイドンの両脇には、豊饒と健康の寓意像が配置されています。またポセイドンの足下には天馬を引くトリトンがいます。
夜になるとライトアップされ、幻想的な空間となっています。
古い映画ファンならば、フェリーニの映画「甘い生活(Dorce Vita)」の中で、マルチェロ・マストロヤンニとアニタ・エグバーグ泉の中で抱擁を交わすシーンを覚えていらっしゃるでしょう。
また、映画「ローマの休日」では、オードリーヘップバーン扮する王女が美容室に行く前に通りかかるのが、トレヴィの泉で、この近くの美容室でヘヤーカットしています。
<トレヴィの泉の改修工事>
トレヴィの泉が修復工事のため、シートで覆われ、 全体を見ることが出来なくなっています。この工事は2015年7月迄続く予定となっています。
ただし、泉部分と彫刻部分に通路ができ、普段は見ることのできない彫像を真近で見ることが出来ます。これは滅多に無いチャンスですので、ローマ訪問の方は、是非チャレンジしてみてください。
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