美術館・博物館・史跡の入場情報

 イタリア各地の美術館、博物館、名所、史跡等の入場情報です。現地に着いてから入れないことの無いように、イタリア観光の際の参考にしてください。

ローマの情報

ミラノ・スカラ座
<毎月第一日曜はボルゲーゼ美術館が入場無料>
2014年6月より、毎月第一日曜日のボルゲーゼ美術館の入場料が無料になりました。ボルゲーゼ美術館は予約入場制度となっており、入場無料であっても、予約料の2ユーロはこれまで通り必要とのことです。これまで当日訪問しても空きがあれば入場できたのですが、第一日曜日に限っては、すぐに予約で埋まってしまうようになっており、事前予約が不可欠になっています。運悪く、訪問が第一日曜日にあたってしまう方は、十分ご注意ください。
<毎月最終日曜日のバチカン美術館入場無料>
バチカン美術館は、復活祭とクリスマスが重なった日曜日を除き、毎月の最終日曜日に入場料が無料となります。入場時間は9時から12時半(最終出場は14時)です。この日は入場予約ができないことから、並んで入らねばなりませんが、通常お一人20ユーロする入場料が無料になるのはとっても魅力的です。お時間に余裕がある方は試されては如何でしょうか。
<バチカン美術館の夜間入場公開>
 4月から10月(8月を除く)までの毎週金曜日にバチカン美術館の夜間公開(午後7時から11時、最終入場午後9時半)が行われています。チケットの事前予約で購入することが出来ます。
 
 入場料は昼間の入場料と同じ21ユーロです(オンライン予約手数料を含む)。オンラインに限り予約が可能です。詳しくはホームページをお読み下さい。
<サンピエトロ寺院の入場が混雑>
2014年よりバチカンのサンピエトロ寺院の入場に際して金属探知機の検査を受けなければならなくなったことから、入場者で混み合っています。特に朝は、並んで入場するのが普通になっています。そのため毎日長蛇の列が出来ています。従来、寺院内を案内していた観光バスツアーが、寺院内の案内を断念して、バチカン広場からの案内のみに変更しています。
 バチカンのサンピエトロ寺院をご覧になる方は、行列が無くなる午後の訪問をお勧めします。また最初に時間予約が出来るバチカン美術館を朝ゆっくり見学されてから(最低でも見学に2時間必要です。)、サンピエトロ寺院を訪問されるのが良いと思います。
<コロッセオ内部入場の混雑>
 最近、コロッセオの内部入場は、一日に3000人と決められました。そのため多くの観光客が殺到する午前中は予約で一杯になっており、予約をしていないと何時間も並んで待たなければならなくなりました。午前中に内部見学を希望される方はあらかじめチケットを予約購入されることをお勧めします。
 現在のチケットの予約可能時間は9時から30分区切りです。オフィシャルサイトのオンラインでお一人14ユーロです。ただし、予約の30分前に着いてバウチャーを切符に交換する必要があります。
 オフィシャルではないサイトで購入するとお一人16ユーロですが、バーコードがついたものをメールで送ってくるので交換の必要がありません。こちらは予約時間の15分前に着くようにとの事です。なお、入場無料の幼児も手続が必要になることからオフィシャルサイトでは2ユーロ、オフィシャルではないサイトでは4ユーロかかりますので、ご注意ください。
 
 ちなみに並ぶ必要がありますが、当日入場の場合はお一人12ユーロです。午後であればそれほど並ばずに入場できるので、時間に余裕のある方は午後の内部見学をお勧めします。
<ボルゲーゼ美術館の見学予約>
 16世紀から19世紀に活躍したベルニーニ、カラバッジオ、ラファエロ、ティツィアーノの作品が並ぶボルゲーゼ美術館に、見学予約制度が導入されています。見学時間帯が5つあり、この中から選ぶシステムになっています。人気があり3ヶ月先まで予約が埋まる状況ですので、お早めにお申し込みください。詳しくは、次のページをご覧下さい。
http://www.ivc-net.co.jp/ticket/book/borghese.html
<観光に便利なローマ・パス>
ローマを観光するのにとてもお得な割引チケットがローマパス(ROMA PASS)です。その特典は市内地下鉄、バス、トラムに3日間乗り放題。美術館 も2カ所入館無料で2カ所を越えた場合は割引となります。長蛇の行列があるコロッセオも並ばないで入場できます。
無料入場・割引の対象となる主な施設は次の通りです。
コッロッセオ、パラティーノの丘、ボルゲーゼ美術館、フォロトライアーノ、バルベリーニ宮、国立ローマ博物館(マッシモ宮)、コルシーニ宮、カラカラ浴場、古代ローマ博物館、アラパキス博物館、サンタンジェロ博物館etc.
<元旦に入場可能なローマの博物館・史跡>
 元旦はイタリア全国の祭日で、主な観光施設はクローズになります。ローマで入場可能な見学先はローマ国立博物館,サンタマリア・マジョーレ教会、パンテオン、カラカラ浴場等です。
その他の都市
<ピサの斜塔の入場見学方法>
 修復工事の完了したピサの斜塔は、人数を限って入場することができるようになりました。電話の予約受付期間は、見学希望日25日前から16日前までです。この際にチケットはクレジットカードによる前払いが必要です。見学希望日16日前未満ですと、空いている事を確認の上、ピサの予約発券所に赴き、直接チケットを購入しなければなりません
 ピサの斜塔の見学予約の代行は→こちらから
<聖十字架伝説の見学予約>
 中部イタリア・アレッツォの中心部にあるサン・フランチェスコ教会には、世界宗教美術史上最も有名な絵画の一つである、フレスコ画「聖十字架伝説」が保存されています。中世のフレスコ画としては、これほど保存の良い状態のものは無いと言われています。フレスコ画「聖十字架伝説」は、30分毎25人までのグループによる見学で予約制となっています。
 十字架伝説の見学チケットの購入代行は →こちらから