ローマから吹く風




5月1日は空豆の日

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 メーデーは共産党が強かった時の名残か、国の祭日です。春たけなわの時でもあり、野外でわいわい飲み食いするのがイタリアの習慣。この時期が旬の空豆を食べるのも習慣。ローマでは生の空豆と羊のチーズを合わせて食べるのをオツとしています。ただ、これは最終アイテム。これの前にいろいろ食べるのです。



マンガ学校

 招待客がそれぞれ何か食べるものを持ちよりました。
 
 今回、人気が集まったのはこのピッツァ群。トラットリアの娘として育ち、料理が好きで得意なダニエラのお手製。食にうるさいイタリア人が誰でも料理がおいしい土地と認めるプーリア州(長靴型イタリア半島のかかとに当たる)の人に教わったのだそうです。
 
 参加した奥さん連中がレシピを聞いていた。
 何もトッピングしないで焼いた白ピッツァに、マヨネーズ、カラブリアチーズ、ルーコラ、スペック(薫製生ハム)を乗せたものが逸品。カロリー問題はとりあえず考えないでおく。

マンガ学校

 我が家は夏を呼ぶ冷たいパスタを提供。固ゆでしたパスタに生のトマトとバシリコ、モッツァレッラの角切り、オリーブオイルで和えただけの簡単パスタ。
 
 あ、あと、我が家の三羽の鶏さんが毎日生んで冷蔵庫にあふれている卵を使って、オムレツを各種作った。
 中にモノをつめたピッツァを持って来てくれた人もいた。
 
 食事はまだまだ序の口。
 


 こちらは焼き肉係。バーベキューを二台駆使して、羊の串焼き、豚の腸詰め、豚の肋骨肉、牛のステーキを焼きまくる。



 


 こちらはリラックス係。こうした集まりには重要な役だ。(写真左)子供たちも重要アイテム。親同士が知り合いで、こうやってたまに合う子供たちはすぐに打ち解けて遊ぶ。(写真右)



 


 食べたら歌う。カラオケ大好きで、専門的なカラオケセットを持って我が家にやって来てくれる友エットレも大事な存在だ。(写真左)
 息子と友達がメタルロックを披露。カラオケの音を聞いてやって来たご近所さんの訪問客は、否応無く少年達のメタルを聞かされて、拍手して帰って行きました。(写真右)




 仕上げは運動。右側で両手を出してボールをレシーブした姿で写っているファビオはこの後、膝をねじって転倒。夜、膝がパンパンに腫れてしまった。お祭りの余韻を長引かせる事になりました。