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ローマから吹く風n.225

シルビオの王様レストラン

daichan

 すでに昔の話しになりましたが、息子の高校の生物の先生です。
「昔の話」というのは、昨年度三年に進級できず、高校を変えたからです。

「明日できることは今日するな」と言う遺伝子を母から受け継いでいますので、息子は勉学に熱心ではありません。
その息子に勉強をさせるには、教える人の力が大きくものを言いますが、すべての先生にそれを求めるわけにも行きません。

 この生物の先生は年配で、高校教師と言うよりは大学教授の感じです。つまり、生徒の家庭環境とか、思春期の悩みとかそういったことには一切関知無く、ひたすら学問の知識を教授します。息子がかなり悪い点を取った口頭試験、息子は「口頭試験なんて無かった、それなのに点数をつけるなんておかしい」と言ってましたが、先生は授業中に質問をし、息子に答えさせたそのことが口頭試験なのでした。

 髪を引っ詰めにし、薄い唇は微笑を浮かべること無く、父兄面談に行くとSuo figlio si deve impegnare di piu'(あなたの息子はもっと懸命にならねばならない)」とだけ言い、「ここにサインしてください」と、採点表を差し出し、それで会見が終わりました。

うーん、こういう感じでは息子の生物に興味を持てと言っても難しいだろうなぁ。。。

 イタリアの高校はすべて専門に分かれ、将来の展望が無い息子は、友達が行くからと言う理由で大学進学を前提とした理数系の高校に行き、三年進級を果たせずに、思い切って電子工学高校に変えたのでした。 ここでは、ほとんどの科目で及第点をとっているのでやっと安心できてます。

 



こんなローマを見せたい
 
silvio

シルビオの「王様のレストラン」

元ご近所のシルビオは人間味あふれる情緒豊かな人で、美味しく食べることと美味しいものを作るのが大好き。さらにそれを人に振舞うの好きな人で、ちょくちょくご馳走になりに行きます。

carciofo

まずは前菜。
アーティーチョークのフライ。
小麦粉をまぶして揚げます。
わざと、茶紙に乗せて「農家の味」にします。

前菜其の弐。
オリーブ二種、チーズ二種、干しトマトのオリーブオイル漬け。シチリア産パキーノ種のトマトの補したものはコクがあってさらにおいしい。

antipasto

primo

プリモ(炭水化物)
羊肉のスーゴ(トマトソース)に和えたニョッキ。
ニョッキはニョッキ作りが得意の奥さん作。

セコンド(タンパク質)
仔牛肉のりんごソースと羊肉のオーブン焼き、じゃがいもとトマト添え。

前菜は発泡酒、プリモとセコンドは赤ワインでいただいた。銘柄は失念!!飲み食いに夢中になってしまいました。

secondo

ヤマネ・ミドリさんと回るローマのツアー


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