Cucina Italiana

クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)
第216号

レストラン・谷のインコ

はじめに


 新コロナ渦で自粛を指示されていたのが6月3日でフェーズ3に入り、州を超えて移動することができるようになった。そこでMidoromaさんはお友達と一緒に、日本だと山梨県に似ているアブルッツォ州に行ってきました。
 
 ローマがあるラツィオ州に中央の山脈に向かって隣接している。山と緑が多い地域で、山梨を思わせる。そこに別荘、と言ってもアパートだけど、を持ってる友人がいて、早速遊びに行きました。家があるのはスルモーナ。でも、今回扱うのはスルモーナから車で30分ほど、さらに山の中に入った小さな町、CANSANO(カンサーノ)。住人242人という小さな街。
 
 詳しくは→https://www.ivc-net.co.jp/cult/wind/2020/356.html
 イタリアの台所ウェブ版
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選んだレストランは谷のインコ


 選んだレストランは小さな街の隠れた宝石とも言える、谷のインコ(ARA DEL COLLE)です。ルネッサンス後期かその後っぽい建物で、二階は泊まれるようになっている。
 
 レストランは一階。看板を潜って入ると庭になっていて、観葉植物と花がいっぱい。座れるようにもなっていて、いかにもリラックスを約束してくれるたたずまいだ。1週間くらいここに宿泊してのんびりしたい気分になる。前日まで三日にわたってあられが降って、庭に人を迎える準備ができてないそうだ。食事後に座っちゃったけど。

 

第一の皿:アヒルのラグー


 アブルッツォ州は山の中だからシビエ料理が郷土料理。中でもアヒルが特徴的です。他の土地ではあまりこのメニューにお目にかかりません。
 
 せっかくだから、アヒルのラグー(ミートソース)にしました。パスタは超幅広のパッパルデッラ。もちろん自家製。
 
 麺は程よい歯応えがあって、生オリーブオイルとチーズだけでも美味しいだろうなと思いました。

 

付け合わせをシェア


 第二の皿(肉類)は取らずに、付け合わせを色々とって皆とシェアすることにしました。子羊のミートボール(上写真)。アブルッツォの羊のチーズ盛り合わせ(下写真)。

 

 サラミと生ハム、そして野菜はチコリ(下写真)。フォークのそばの黒っぽいものは猪の腸詰め。匂いが苦手な人もいるので少量にしてもらった。私はもちろん食べる。このお皿は大皿から取り分けたもの、第一回目が入っている。この後も、何回かお代わりしました。サラミはほぼ生に近い。チコリは茹でたものをニンニクと唐辛子でフライパンで炒めたもの。苦味が弱くなって食べやすい。
 
 他にもブロッコリ、ナスとズッキーニのローストがあったけど、写真を撮るのを忘れました。

 

ご当地ワイン


 ご当地ワイン。銘柄はあるのだろうけど、ハウスワインをお願いしてラベルのないカラッファ(ワイン用のデカンター)で来たので名前はわからない。やや辛め。
 
 グラスに注ぐと芳香が鼻をくすぐった。トスカーナほどタンニンが強くない。デリケートなアブルッツォ料理に合う感じ。ワインはご当地のものをご当地料理と一緒に飲むのが一番美味しいと思います。

 

デザート


 デザート(ドルチェ)は、ナッツのムース、チョコレート掛け。自家製。この後、コーヒー。水も注文してて、これで一人25ユーロ(約三千円)でした。
 
 詳しくは→https://www.ivc-net.co.jp/cult/wind/2020/356.html

発行


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