Cucina Italiana
クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)
第195号
サッとめぐり、フィレンツェでの巡り会い
はじめに
見所の多いフィレンツェですが、事情によってはゆっくりできない場合もあります。一泊しかできないけど、という方をご案内して「サッとめぐり、フィレンツェ」をしてきました。
フィレンツェのシンボル・サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)の広場を通って、ウフィッツィ美術館を見学、休憩してジェラート、ランチ、そしてフィレンツェの有名ヴィンテージショップでお買物という、さっと巡り、ゆったりツアーでした。その際巡り会った、ジェラート、ランチを紹介します。
イタリアの台所ウェブ版
→https://www.ivc-net.co.jp/cucina/index.html
ベルナルド・ブォンタレンティのジェラート
イタリアではアイスクリームのことをジェラートと呼びます。このジェラートは、フィレンツェで16世紀に活躍したベルナルド・ブォンタレンティによって発明されたと言われています。
ベルナルド・ブォンタレンティについては→https://www.ivc-net.co.jp/food/nakajima/foodlogue03.html
巡り会ったジェラート
フィレンツェ名物のジェラートをいただきました。ストロベリー、ラズベリー、チョコレートを組み合わせたジェラート(写真上)と、ストロベリーにホイップクリームをのせたジェラート(写真下)をいただきました。
巡り会ったビステッカ・フィオレンティーナ
フィレンツェを代表する肉料理“ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風Tボーンステーキ)。このステーキで使われているのがキアーナ牛という独特のトスカーナ産在来種の白牛の牛肉です。霜降りにはならず。噛み締めるほど味わいが深くなるという特徴を持ちます。
フィレンツェっ子はビステッカ・フィオレンティーナを世界一のステーキと自慢しています。
昼ごはんは通りがかった小さなトラットリアでとりました。 古そうな看板が気に入りました。
メニューはあれこれ考えないで「ビステッカ・フィオレンティーナ」。フィレンツェ風Tボーンステーキです。夢中で食べてしまいました。小さな店でキッチンの周りにテーブルがある感じです。それほど高くなく、美味しい肉を食べさせてくれました。
Trattoria Le Mossacce
Via del Proconsolo 55r, Firenze
Tel: 055.29.43.61
URL:http://www.trattorialemossacce.it/#a2
l
次回予告
イタリアでもグローバル化が広がり、世界各地のスパイスを駆使した「シェフの創作料理」を売りにする店が増えています。このような中で、ルッカというトスカーナの狭いエリアの食材にこだわり「伝統的ルッカ料理」を売り物にするお店があります。次回はルッカの郷土料理専門店のお話です。
詳しくは→
https://www.ivc-net.co.jp/cult/wind/2019/352.html
ウェブ版イタリアの台所→
http://www.ivc-net.co.jp/cucina/index.html