Cucina Italiana

クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)
増刊1号

Midoromaのローマ食紀行
「ローマ夏の味覚・イチジクのピッツァ 」

はじめに


 イタリアの庶民の間で定着しているのはパーティ文化です。なにかと季節ごとに食材を持ち寄ってパーティを開きます。夏の季節になったら、イチジクがパーティに最適な食材です。Midoromaさんのところで開催されたイチジクと生ハムのピッツァパーティの模様をお伝えします。
 
Midoroma(ヤマネミドリ)さんのご紹介
http://www.ivc-net.co.jp/trans/yamane/index.html
 
協力者の紹介と1号から10号の刊行内容
http://www.ivc-net.co.jp/food/mailmaga/2016/publish.html
 
11号から30号の刊行予定
http://www.ivc-net.co.jp/food/mailmaga/2016/publish2.html

 

イチジクと生ハムの組合わせに乾杯!


 息子のバンド仲間Nox Fugiens(一瞬に過ぎ去る夜)とその両親、そしてバンド指導の先生夫妻を呼んで総勢14名の夕食会をしました。ストーンズやブラックサバスのコピーバンドを学校で指導しているところが何ともイタリア。
 
 School Music Contestなるものがあって5位とそこそこです。それではおきまりのパーティです。

 じゃ〜ん!

生ハムです。似たような夕食会をまたやるだろうと、生ハムを丸ごと買いました。
 
 の始まりの6月と8月にイチジクが盛りになります。
このイチジクと相性がいいのが、塩とオリーブオイルだけで何のトッピングもしないピッツァ。そして……この生ハムがパーティを盛り上げます。

 ベーシストのお父さんが生ハム切りを買って出てくれました。「やったことないんだけど」と言いながらなかなかの手付き。ただ、後日、お父さんが切り始めたのと逆からきるのが正解と教わりました。お父さんが切り始めたのはすぐに骨に当たって切りにくい方向でした。

 イチジクの甘さと白ピッツァの塩の辛さと小麦の甘さ、そして生ハムの塩からさと肉の生臭さが絶妙な味と香りのハーモニーを生み出すのです!
 
 この組み合わせを考えた人に乾杯!

 この日は夏味覚ついでに、夏野菜のトマト、茄子、ズッキーニを半分に割って、ニンニクとバジルのみじん切りにオリーブオイルと塩を混ぜたものをかけ、さらにパン粉を上からかけてオーブン焼きにしたものを用意しました。
 
 もう一度夏に乾杯!
 
ヤマネミドリさんのローマの食卓は
http://www.ivc-net.co.jp/guide/rome/table.html

 

次回予告


 次回はイタリアの国民食のパスタの説明と、ヤマネミドリさんが発見した絶妙パスタ・奇跡ハーモニーのラビオリを紹介して、パスタとは何ぞやと感じていただこうと思います。

 
ヤマネ・ミドリさんの案内するローマの観光ツアー
http://www.ivc-net.co.jp/guide/rome/oneesama.html
 
協力者の紹介と刊行予定
http://www.ivc-net.co.jp/food/mailmaga/2016/publish.html

 

発行


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