ピッツア職人養成講座・ナポリピッツァの歴史

 クリストファー・コロンブスによる1492年のアメリカの発見を契機に、アメリカ大陸の産物だったトマトはスペインに着きました。
 ナポリで見つかった最初のトマト料理のレシピは、1692年に出されたアントニオ・ラティーニの本にあります。 アントニオ・ラティーニは宮廷の肉屋でした、そして、レシピではグリルの上で料理され、味をつけられるトマトの説明説明が掲載されています。

 トマトがピッツァ生地の上に置かれるのは1700年代の前半までありません。 たとえ単語ピザが990年頃にイタリアにあったとしても、それはロールパンだと思われます。

 ナポリのカプアーノ城で行われたボナ・スフォルツァとポーランドのジギスムント1世王との間の豪華な結婚披露宴を記述した1535年ごろの文書に、ピッツァという単語がに記載されています。

 しかしこの時点でのピッツァは、現在のような円盤状のものではなく質素なケーキまたはロールパンと考えられていたようです。

 1700年以前は、ピッツァは質素なケーキまたはロールパンのようなものと考えられていました。多くの専門家はトマトがピッツァの上に加えられ、現在の原型となった1700年頃が、ナポリピッツァの誕生の瞬間であると考えています。このようなことからナポリピッツァは18世紀に誕生したとの考え方が通常取られています。
お問い合わせ、お申し込みは、下記までお願いします。
株式会社イタリアンビデオコレクション
Tel 045-761-1893 Fax 045-761-7488
お問合せ  info@ivc-net.co.jp