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ローマ
観光ガイド

ローマの名所








美術品の宝庫ヴィラと宮殿

 パラッツォ (Palazzo) は、古代ローマ皇帝の宮殿があったパラティーノの丘を語源とする言葉で、教皇、上位の聖職者、貴族等の貴顕が住む住居のことです。現在それらの多くは公共の庁舎等に転用されおり、日本では、宮殿と訳されています。
 一方、ヴィラ(Villa)は、古 代ローマの上流階級の田舎に建てた家屋を意味しました。裕福なローマ人は避暑のためヴィッラで、夏を過ごしました。ローマ周辺では、丘陵地帯のチボリやフ ラスカーティに多く見られました。古代ローマ皇帝のヴィッラはナポリ湾付近に集中しています。ルネサンス期になり、貴族が季節を楽しむ場所として、再びローマ 周辺にヴィッラが建てられています。ローマ市内にあっても広大な庭・農園を持つ一軒家建築をヴィッラと呼んでいます。
 多くの芸術作品は、パラッツォやヴィラの持ち主である裕福な人達のリクエストで作られました。パラッツォやヴィラには、多くの芸術作品で飾られています。パラッツォやヴィラを飾るための作品もあったと思われます。中には、ヴィラ・ボルゲーゼのように自分のコレクションを収蔵するために作られたパラッツォやヴィラさえあります。

『パラッツォ(Palazzo)』
マッシモ宮(Palazzo Massimo)
 マッシモ宮の中にある、ローマ国立博物館では、古代ローマの逸品が数限りなく並べられています。古代ローマの共和制の後期の作品やローマ帝国後期の作品を堪能することができます。

 マッシモ宮には、アウグストゥス帝の妃リウィアの別荘の壁画であった『リヴィア家のフレスコ』や、紀元前1世紀の『ファルネジーナ荘の壁画』などが収蔵されています。

 マッシモ宮の最上階には、遺跡から発掘された出土品をもとに、ローマ時代のヴィラが再現された展示があり、感動ものです。

 マッシモ宮は、3000人を収容できたディオクレティアヌス帝の浴場跡に作られたパラッツォです。ディオクレティアヌス帝の浴場跡には、この他にもミケランジェロが設計した聖堂と回廊があり、回廊は「ミケランジェロの回廊」として知られています。

ヴェネチア宮殿(Palazzo di Venezia)
 初期ルネサンス様式の宮殿。ローマ教皇パウルス2世となる枢機卿の館として建造されました。16世紀半ばから18世紀末まで、ヴェネチア共和国の大使館として使用されたことから命名されています。現在はルネサンス期を中心とした陶磁器、彫刻、タペストリー、武具などを展示する博物館となっています。

 中世期の様式からルネッサンスの様式が見え始めた段階の建築史上重要な建物です。

カンチェッレリア宮(Palazzo della Cancelleria)
 1485年にラファエレ枢機卿が金に糸目をつけずに造らせた初期ルネッサンス建築の代表である宮殿です。簡素に見えるますが、歴代法王が贅の限りを尽くした内装となっています。ヴァザーリが100日間で完成させたという「100日の間」と呼ばれる部屋もあります。長方形の中庭はブラマンテのデザインによる初期ルネッサンス様式の回廊が連なっています。回廊はカフェとなっており、入ることが出来ますが、内部は今も法王庁が使っていて、公開されていません。世界遺産に指定されています。

ファルネーゼ宮(Palazzo Farnese)
 ファルネーゼ家出身の教皇パウルス3世が、3階部分のコーニスの完成と中庭のデザインを変更の為にミケランジェロを雇い、ファルネーゼ家の威信の象徴として造らせました。内装はラファエロが手がけており、現在はイタリアにおけるフランス大使館として使われています。

 コロッセオの外壁に用いられていた白大理石を石切り場として使用したために、コロッセオ現在の姿になった原因の建物としても有名です。

バルベリーニ宮(Palazzo Barberini)
 ローマのバロック建築の中でも最も美しいものの一つです。バロック建築の先駆者マデルノ とバロック期を代表する芸術家で建築家のベルニーニによって建築されました。現在は、国立絵画館となっており、ラファエロが恋人を描いたと言われる「フォ ルナリーナ」、ルネサンスのフィレンツェを代表するフィリッポ・リッピの「聖母子」、バロック絵画の巨匠カラヴァッジオの「ユディットとホロフェルネス」 など13世紀から18世紀にかけての作品が揃っています。

 映画ローマの休日」では、アン王女の滞在先の大使館という設定となった場所です。

ブラスキ宮(Palazzo Braschi)
 もともとは1435年、ローマ知事であったフランチェスコ・オルシーニのために建てられた宮殿。1492年のコンクラーヴェの頃は、枢機卿オリヴィエロ・カラーファの住まいでした。1791年、教皇ピウス6世が宮殿の解体と再建築を決定、新宮殿はルイジ・ブラスキ(Luigi Braschi)に与えられ、この名が残っています。

 第二次世界大戦後、ローマ市の所有となり現在は博物館として利用されており、18世紀から19世紀の絵画や彫刻、タペストリーなどが展示されています。

コロンナ宮(Palazzo Colonna)
 ローマに勢力を誇っていた13世紀に建設されたコロンナ家の宮殿(Palazzo)。現在はコロンナ美術館として一部が公開されています。豪壮な装飾のなされた広間と、壁を埋めつくす色とりどりの絵画は圧巻。16世紀末に大改修が行われ、マニエリスムから後期バロックに至る時代の建 築家が改修に参加しています。ティントレットなどルネサンス期ヴェネチア派の作品、トスカーナのマニエリスムの作品、三島由紀夫が心酔した「サンセバス チャンの殉教」を描いたバロック期ボローニャ派の巨匠グイド・レーニの「大天使ミカエル」が所蔵されています。映画「ローマの休日」のラストシーンでアン王女が記者会見をおこなうのが、コロンナ宮の2階にある勝利の柱の部屋でした。ラストシーンで、何でこの宮殿が使われたかが判る、豪壮な宮殿です。今では、この場所で、映画ロケなど許可されないと思われます。

『ヴィラ(Villa)』
ボルゲーゼ公園
 ボルゲーゼ枢機卿が17世紀初頭に造ったローマ近郊の庭園で、その中にヴィラ・ボルゲーゼを初めとして、いくつものヴィラが建てられています。
 詳しくは→こちらから

○ヴィラ・ボルゲーゼ
 ボルゲーゼ卿のローマ近郊のヴィラで、ボルゲーゼ家の美術コレクションを収めるバロック様式の家として建てました。現在は、そのままボルゲーゼ美術館(Galleria Borghese)として引継がれており、 ボルゲーゼ卿がパトロンであったバロック期の巨匠ベルニーニの最高傑作の彫刻「アポロンとダフネ」「プロセルピーナの略奪」、カラヴァッジオの「病める バッカス」、ラファエロ「一角獣を抱く婦人」、ティツィアーノ「聖愛と俗愛」などバロックを中心に、ルネサンスの美術品等も並んでいます。

○ヴィラ・ジュリア国立博物館
 16世紀に教皇ユリウス3世のヴィラとして建てられた、後期ルネサンス様式の建物。現在はヴィラ・ジュリア国立博物館として、ローマ近郊のタルクイニアやチェルヴェテリで発掘されたエトルリア美術品が展示されています。

コルシーニ宮(Villa Corsini)
 トラステベレのセッティミアーナ門を通り抜けたところにあるコルシーニ宮(Villa Corsini)です。1500年代初頭の大司教の住まい。後、1600年代にはスェーデン女王の住まいで増築しました。さらに、1700年代にはフィレンツェ出身の富豪、その後、教皇になった人の住まいとなっています。

 コルシーニ宮は、現在国立古代絵画美術館となっており、中世の終わり、初期ルネッサンス、盛期ルネッサンス、後期ルネッサンス/初期バロックの絵画が並んでいます。

 コルシーニ宮のホームページは→こちらから

 

ヴィラ・アドリアーナ(チボリ)
 ローマ帝国最盛期にハドリアヌス帝〔在位、117-38〕が池に身を投げたギリシャの美少年を偲んで建てた別荘です。ハドリアヌス帝は建築家と芸術家の顔を持った皇帝と言われています。ローマのパンテオンもハドリアヌス帝の設計です。このヴィッラも皇帝が属州の視察旅行で印象に残った各地の特徴を、アレンジして設計したとのことです。

 詳しくは→こちらから

ヴィラ・デステ(チボリ)
 枢機卿イポリット・デステが1550年修道院を改装して造営した豪華な別荘です。邸内はフレスコ画や絵画、美術品で飾られていますが、一番の見どころは4.5haにという広大な敷地の庭園です。

 詳しくは→こちらから



ヴィラ・アルドブランディーニ(フラスカーティ)
 ローマの別荘地フラスカーティにあるヴィラの中で、最大規模のもの。イッポリート・アルドブランディーニ枢機卿のヴィラ。ローマを見下ろす丘にあります。

RomaPass48時間
 最初の博物館or美術館or遺跡が無料、後は割引になり、公共交通機関は使い放題です。がんがん博物館or美術館or遺跡を見たい人にはお薦めです。

日本人ガイドが案内する「 美術品の宝庫ヴィラと宮殿」コース
 美術品を並べてあるヴィラと宮殿を訪問して、いにしえの貴族や上層階級の生活を堪能して頂きます。

 9時ホテル出発→9時半・バルベリーニ宮。ルネサンス絵画を堪能して頂きます。→11時コロンナ宮。マニエリスム、バロックの作品をご覧いただきます。→13時リストランテ・四大河(Ristorante 4 Fiumi)ルネサンス様式のまま残っているピッツェリアで昼食→14時半Villa Farnesina(1500年代初期、シエナ出身の富豪銀行家の館)見学。ラファエロの壁画を見学。→15時半Porta Settimiana(セッティミアーナ門)を見学。→16時コルシーニ宮(Villa Corsini)を見学して貴族の生活に思いを馳せて頂きます。→17時半ホテルにご案内

料金(税別):4人迄300ユーロ(市内交通費、飲食費、美術館入館料は含んでいません)

ITALIAN VIDEO COLLECTION .co.,ltd.

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