出張イタリア料理レッスン/牛ひき肉の肉団子トマトソース煮込み

 フィレンツェ在住のイタリアン・フードコーディネータの中島洋子さんは、日本に帰国時に、フィレンツェの自宅で教えている1日イタリア料理レッスンを日本で開催しています。この機会に、実際の料理教室がどのようなものであるか、弊社代表伊藤の夫人と長女に体験してもらいました。
 
 中島さんは、日本で購入出来る食材で、どれだけ本場の味を実現できるか苦心されていました。でもそのかいがあっておいしいイタリア料理が再現できました。伊藤夫人によると、お料理はやはり手間ひまかけるとおいしいものが出来ると再認識されたとのことです。

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出張イタリア料理レッスンの概要

 フィレンツェで開催する料理レッスンのコンセプトをベースに、料理を一緒に作り、最後に中島さんが持ち込んだワインと一緒にイタリア料理を楽しむものです。開催場所はお客様の台所となります。今回の開催場所は伊藤家長女の暮らす世田谷区のマンションです。出張料理教室の場合、食材は受講者の側で用意します。バルサミコ酢やブイヨン等の判断しにくいものは、中島さんが用意します。当日のメニューは次のとおりです。
 

・アンティパスト(前菜):バジル風味のトマトと黒オリーブペーストのブルスケッタ
・イタリアのパン:ジェノバ風フォカッチャ
・セコンドピアット(第2皿):牛ひき肉の肉団子トマトソース煮込み
・コントルノ(付け合わせ):ポテトとさやいんげんの付け合わせ
・ドルチェ(デザート):パンナコッタ バルサミコソースがけ
・ワイン:イタリアのDOC*ワイン「Pignoletto」
・リモンチェッロ(レモンのリキュール酒)
 
*D.O.C.とはEU法である「原産地名称保護制度」に準拠した原産地統制呼称制度で、主としてワインに適用されている品質基準。良いワインの基準となっています。

アンティパスト
バジル風味のトマトと黒オリーブペーストのブルスケッタ

 アンティパストのブルスケッタに乗せるトッピングはバジル風味のトマトと黒オリーブペースト。バジル風味のトマトは賽の目に切った完熟トマトにみじん切りしたニンニク、バジル等を加えエクストラオリーブオイルをかけて良く混ぜます。
 
 黒オリーブペーストは手間入らずの瓶詰めを使い、バターと和えました。これをトーストしたフランスパンにトッピングしました。トマトの皮でバラの花飾りを作りカッティングボードに乗せると華やかな前菜となりました。

 バジル風味のトマトと黒オリーブペーストが二つの味を補うアクセントになり、ワインに良く合いました。

プリモピアット(第1皿):ジェノバ風フォカッチャ

 ジェノバ風フォカッチャは強力粉にビール酵母を混ぜて練って作ります。ビール酵母が無い場合は、イースト菌で代用可。
 
 今回のフォカッチャはタマネギとプチトマトをトッピングに使いました。時間はかかるけど本格的なフォカッチャができます。


マヨネーズを塗ってトマトとレタスを挟んだフォッカッチャのサンドイッチ

 

セコンドピアット(第2皿):ポルペッタ・アル・スーゴ 牛ひき肉の肉団子トマトソース煮込み

 本日のメインは、牛ひき肉の肉団子トマトソース煮込み。フレッシュなイタリアンパセリの微塵切り、パルメザンチーズとレモンの皮のすりおろしを加えた風味豊かな肉団子を、バジル風味のトマトソースで煮込む料理です。
 
 炒めたタマネギ、イタリアンパセリ、ニンニク等を混ぜて牛ひき肉の肉団子を作ります。この際にレモンの皮をすりおろしたものを入れるのが料理のポイント。この肉団子をトマトソースで煮込みます。
 
 こちらのお料理は肉料理としてパンと一緒に食べる料理ですが、レモンのすりおろしを入れずに肉団子を作ってトマトソースに入れても美味しいです。こちらも時間はかかるけれど、おうちで手軽に美味しいイタリア料理の一皿ができます。

コントルノ(付け合わせ)ポテトとサヤインゲンの付け合わせ

 牛ひき肉の肉団子トマトソース煮込みには、ポテトとサヤインゲンの付け合わせにしました。丸ごと茹でてから切るポテト、別茹でしたサヤインゲン をエクストラバージンオリーブオイルとバジルとニンニクで和えます。バジルが無い時は、パセリでも代用できます。
 
 このコントルノ(付け合わせ)は手軽に作れるシンプルで素朴な料理ですが、エクストラバージンオリーブオイルと刻んだニンニクが茹で野菜と絡み合い、そこはかとなくイタリアンの味わいがします。ですので少食の方はプリモのフォッカチャを省略しても良いかと存じます。
 このコントルノ(付け合わせ)はお手軽な料理ですが、これだけでそこはかとなくイタリアンという感じがします。

ドルチェ(デザート)パンナコッタ バルサミコソースがけ

 ドルチェ(デザート)は定番のパンナコッタです。これに使うゼラチンはイタリアでもよく使われている板ゼラチンを使います。
 
 ポイントはバルサミコソース。年代物の甘みと酸味が凝縮したとろっとしたものを使うのがベストです。とは言っても日本では入手し難いので、濃度や甘みのないサラダなどに向くバルサミコ酢をパンナコッタに使うのは避けてください。

 

 このレッスンのあと、伊藤家では牛ひき肉の肉団子トマトソース煮込みが定番の料理となっています。ひき肉も中島さんの「他の肉でも構わない」とのコメントに基づき、豚ひき肉等でも試して楽しんでいます。長女の方でも、この料理の再現をマスターしたようで、彼女の家の家庭料理になったようです。
 今回ご紹介したフィレンツェで1日イタリア料理レッスンの参加者は随時募集しています。どうぞお気軽に株式会社イタリアンビデオコレクションのinfo@ivc-net.co.jpまでお問い合わせください。
 
 中島洋子さんがガイドする観光ツアーについては→こちらから