サルデーニャからの贈り物2 クルルジョーネス
サルデーニャの小さな町ヴィッラグランデ・ストリザーイリからの贈り物はこれで二回目(文字をクリックすると一回目の報告を読んでいただけます)。今回はクルルジョーネス(CULURGIONES)。トルテッリーニというか、餃子というか、パスタです。前回贈り物をくれた青年の伯母さんが作ったそうです。作ってからちょっと時間が経って、しかも船と車で揺れたので表面についた独特の穂のような模様が薄くなってます。
セモリナドゥーロと薄力粉の二種類の小麦粉で皮を作り、中身はジャガイモを茹でて潰したものに羊のチーズを二種類入れて、オリーブオイルでよく練ったものを詰めて閉じます。
<茹でる>
羊のチーズはサルデーニャには当たり前のように食べられているもの。小麦粉もジャガイモもどこの家にでもあるもの。言ってみれば「貧しい材料」で作る家庭料理ですね。手に入れるのが難しい高級食材でなくても美味しいものが作れるという証拠のようなパスタです。
沸騰したお湯に岩塩を入れ、互いにくっつかない程度の数のクルルジョーネスを入れます。生パスタの場合、一度沈んで浮かんでくると茹であがりです。
羊のチーズはサルデーニャには当たり前のように食べられているもの。小麦粉もジャガイモもどこの家にでもあるもの。言ってみれば「貧しい材料」で作る家庭料理ですね。手に入れるのが難しい高級食材でなくても美味しいものが作れるという証拠のようなパスタです。
沸騰したお湯に岩塩を入れ、互いにくっつかない程度の数のクルルジョーネスを入れます。生パスタの場合、一度沈んで浮かんでくると茹であがりです。
Midoromaさんのところに居候するサルデーニャ出身の彼。今回パスタを持ってきてくれた彼が調理をしてくれます。
<和える>
予めシンプルな「スーゴ」(トマトソース。調理して出る肉汁の事をいう場合もあります)を作っておきます。パスタが美味しいので、凝ったソースより、バジルを入れたシンプルなトマトソースがよく合うとのこと。
スーゴを少し入れ物に入れ、茹で上がったクルルジョーネスを丁寧に上げてソースの上に乗せます。さらにクルルジョーネス一つ一つの上にスーゴを載せて行きます。
<和える2>
スーゴの上に羊のチーズ(これはペコリーノ・ロマーノ、ローマ特産の羊チーズです)をちまちまかけていきます。
「茹でる」「和える1」「和える2」を繰り返します。
スーゴの上に羊のチーズ(これはペコリーノ・ロマーノ、ローマ特産の羊チーズです)をちまちまかけていきます。
「茹でる」「和える1」「和える2」を繰り返します。
<出来上がりと中身>
よーく見るとジャガイモのクリームの中に緑のつぶつぶが見えますね。この緑のつぶつぶはメンソールの葉のみじん切りです。
美味しかった〜
よーく見るとジャガイモのクリームの中に緑のつぶつぶが見えますね。この緑のつぶつぶはメンソールの葉のみじん切りです。
美味しかった〜