ローマから吹く風




庶民価格のレストラン

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 土曜日に遊びに来た舅とダンナが昼ごはん用の材料の買い出しに行った所、望むような新鮮な魚が得られず、「ならば、食べに行こう!」と勇断。で、やって来ました。前回と同じ港町のANZIO。でも今回は、ダンナがこういうこともあろうかと見ておいた「昼定食16ユーロ」の庶民価格のレストラン。
 
 海から一本奥へ入った道なので海は見えません。


<前菜>
 
 定食メニューに4種類の前菜の名前があり、どれかを選ぶのかと思ったら、全部だしてくれた。得した気分。
 
 鱈のすり身団子揚げ。白身魚のソテー。ブルスケッタの魚乗せ(下写真左)。
 バッカラ(タラの塩付け)の天ぷら(下写真右)。カラッと上がってて美味しー。ヘタすると衣ばかりで中はちょっぴりなんてことがよくあるのだけど、ここは見た通りの大きさの具が入っていました。

 



 
<プリモ(パスタ類/炭水化物)>
海の幸のスパゲッティ
 
 茹で加減半分の所で、海の幸の味のするソースと一緒に煮込んだもの。
 
 ダンナと舅は気に入ったけど、私は麺がヌルヌルして好きじゃない。昔、豆類が食べられなかったあの感触に似ている。息子も同様だと言った。
 
 「このほうが味がしみておいしいではないか。こうするの本来だ」と自説がいつも正しいとするダンナが言うが、味は好みの問題でしょ。


<セコンドのプレート>  これも得した気分の三種類。
 
 イカのトマト煮。イワシのフライ。ボラの狩人風(オリーブオイルと酢で煮込む「狩人風」は、普通野生の肉を調理する方法だけど、よく合っていました)。
 
 真剣に挑む二人。

 




   昼ごはんの後は食休み。さすがに泳いでいる人はいなかったけど、水着で日光浴は見かけた秋日和でありました。