ローマから吹く風




食べながら新年を迎える

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 大晦日はイタリアでも大晦日で、こちらは食べながら賑やかに過ごします。古い友人一家が子羊一頭分の肉を持ってやってきました。 我が家の薪のオーブンで焼いて食べようというわけです。


<準備作業>
 イタリアではみんながご馳走作りの作業を分担します。子羊はローマのお祝いごとに欠かせない。子羊の解体は、男の仕事。頭と四肢を分け、ローズマリーノ、ニンニク、塩、オリーブオイルで味付けをしてオーブンに入れる。使ったのは4キロの子羊。食べるにはちょっと小さいけど、こちらの方が美味しいと思います。

 


 
<子羊のオーブン焼き>
 
 オーブンから出てきたホクホクの子羊のオーブン焼き。
 程よい塩加減、胡椒加減、ローズマリーノとにんにく加減で、皮がパリパリで美味しくできた。
 
 あ、その前にもちろんパスタ。豚の挽肉の腸詰めとキノコをトマトソースで和えたマカロニをオーブンでさらに焼く。香ばしさが増してこれもおいしい。
<新年のお菓子>
 
 このお母さんは、イタリア半島反対側のアドリア海側のマルケ州出身。
 
 しかもワインつくりの農家出身とのこと。
 
 このお菓子はワインを搾った後の葡萄かすを使う独特のお菓子。このお菓子がないと年越しの感じがしないとのことです。


<スプマンテで乾杯>
 食べるだけ食べ、飲むだけのみ、おしゃべりに興じる中、新年のカウントダウンが始まります。午前零時になると、恒例の花火が打ち上げられて、炭酸入りのワイン・スプマンテ(フランスではシャンパン)が一斉に開けられます。
 
 新年おめでとう!!!

 



<シメのレンズ豆>
 
 零時にはスプマンテで乾杯し、花火をし、シメにレンズ豆をたべねばならない。みなお腹が一杯だから、「食べたい?」と聞くとだれも食べないので、聞かずに配ります。
 
 イタリアの言い伝えによると、「レンズ豆を新年に食べるとお金がやってくる」そうです。伝統を信じるならば、来る年はお金に困らないはず。(毎年食べ方が足らないのかな)