ローマから吹く風




シチリアでお決まりのアランチーノ

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 お仕事でシチリアを半周してきました。まぁ、イタリア中どこへ行ってもその土地独特の美味しいものがあるのだけど、シチリアはまた特に多いのです。五日間で食べたものをご紹介して行きます。
 
まずはアランチーノ。アランチーノはシチリア名物のライスコロッケです。大きさは直径3.8cm〜10cmほど。湯炊きした米に溶き卵とおろしたカチョカヴァッロまたはパルミジャーノ・レッジャーノチーズ、塩、胡椒を混ぜたものに詰め物をし、小麦粉をまぶしてから溶き卵にくぐらせ、パン粉をまぶしつけて揚げたものです。



 カターニアの空港、フォンターナロッサ「赤い噴水」の名を持つ空港です。ご案内のお客様を待つ間、夕食時にも重なっていることもあり、シチリア入りの洗礼の儀式をすることにしました。アランチーノ! シチリアのBARだったらどこにでもあります。もちろん空港のBARにも。 小ぢんまりした空港だけど、一階の到着ロビーに三軒のBAR。ウロウロしてからこのBARに決定。
 
 陳列棚をご覧下さい。何やら茶色いものが並んでます。それがアレです。


 

 アランチーノです。
 
 言ってみれば、おむすびを揚げたもの。 今回は伝統的、アランチーノの元祖、ラグー(ミートソース)味のもの。 野球のボールほどの大きさで、これ一個でそこそこお腹が膨れます。 一個2ユーロはまあまあのお値段ですが、空港のものってなんでこうなんとも無い味なんでしょう。言ってみればコンビニのオニギリといったところ。 味的には満足できませんでしたが、儀礼は通過しました。これで心置きなくシチリア旅行を始められます。



ファヴィニャーナ島伝統のツナ入りアランチーノ

 アランチーノはシチリアの地域ごとに中身が変わっています。そこで空港のアランチーノではなくて、山根さんお薦めのアランチーノを紹介しておきます。
 
 ファヴィニャーナ島伝統のツナ入りアランチーノです。
 
 ファヴィニャーナ島は本島から船で30分のシチリア島西方の地中海上に位置するシチリアで一番ビーチがきれいな島です。1300年からマグロ漁が行われており、ここのアランチーノには、当然のようにツナが入っています。ファヴィニャーナ島の美しい海を見るだけでなく、ファヴィニャーナ島伝統のツナ入りアランチーノを試してみてください。

ファヴィニャーナ島でのんびり海眺め