ローマから吹く風




コムニオーネ〜イタリアの七五三

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 やってまいりました。春はコムニオーネの季節。カトリックのキリスト者になるための大事なお祭りで、初めて「キリストの肉(聖体)」である薄いおせんべいのようなものをミサの後に司祭さんに口に入れてもらう。この日の後は、ミサに出席するたびに他の大人の信者さんに混じって、ちゃんとキリストと一体を思い出す儀式を受けられるのです。
 
 ミサに続いてレストランでの食事が続き一日仕事。贈り物も用意しなくちゃいけないし、ちゃんとした服装をしなくちゃいけないし、招待されると痛し痒しなのだけど、ダンナの昔からの友達からの招待とあっては断るわけにもいかない。



マンガ学校

 晴天に恵まれた気持ちのよい日。ピーノ一家が住む海岸に近いオスティアでの式だった。
 
 ピーノには、今日コムニオーネをした10歳の男の上に、17歳の女の子がいる。 この女の子にも、当然、生まれてすぐ洗礼、コムニオーネそしてさらに堅信式というのをやった。いちいち、ちゃんとレストランでの食事も用意して、きちんきちんと子供の成長の跡をつけているという感じ。イタリアの典型的なクリスチャン家族と言う感じ。ちなみに我が家では、一人息子に洗礼をしたけど、その後はなにもやってない。私はクリスチャンじゃないし、ダンナは興味ない。たまにいるんだよね、大きくなってから自分で宗教を選べばよい、とする人。
 
 レストランは、ピーノのお兄さんがやっているレストランで、今日は本来なら休みで、要するに貸切。




 贈り物を開ける主役。腕時計三つ、携帯一つ、コンパクトDVD再生装置(わたしたち)と現代にマッチしたものが多い。金のアクセサリーと言う伝統的なものはひとつだけだった。




 ケーキも欠かせない。この前にスプマンテで乾杯した。



 


 主役を見守るお爺ちゃんや叔母ちゃん達。(写真左)糖衣アーモンドのコンフェッティ。お祝い事に配る。(写真右)



お店

 招待客は私たち以外は、ピーノ夫妻の親戚ばかりで私はあまり良く知らない人ばかり。
 ただでさえ、人見知りするのに、知らない人ばかりでは話題を見つけるにも苦労してしてしまう。思い立って、着物を着ていった。
 
 どうしてもちゃんと着付けられないけど、イタリア人の中だからいいや。。。。 で、ちゃんと話題の元になった。せっかく日本人だから、身近に日本の伝統文化を見てもらう、という作業をしようというつもりもある。
 
 日本人が日本人で有るためには、日本の事を知らなくちゃね。間違った歴史を植え付けられてしまっている、という歴史的事実をまず知ろう。