ローマから吹く風




プーリアの墓参り

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 イタリアでは普通、お墓参りは11月1日の万聖節(カソリック教会の祝日で、すべての聖人と殉教者を記念する日です)にします。舅の亡き後妻は南イタリアのマルティーナフランカ出身で、そこにある家族のお墓に入っています。500キロ離れているからおいそれと行くわけにもいかず、お葬式・埋葬の後は来れなかった。4月末の連休を利用して二泊でプーリアまで行ってきました。



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 後妻の一族のお墓はマルティーナフランカの郊外、イトゥリアの谷にあります。イトゥリアの谷は、プーリア独特の不思議な作りの家、トゥルッリで有名なのです。後妻もここに埋葬されています。
 
 結婚した女性は旦那のお墓に入らないというのが日本出身ヤマネさんとしては妙に思える。
 結婚は神様との契約で、結婚式では「死が二人を分かつまで」と誓うのだから、死んだら契約解消ということなのかしら。。。。。。。
 イタリアでは結婚しても姓は変わらないし、夫婦の考え方がちょと違うようです。
 
 上の写真はお墓の入口です。




 3歳から義理の母に育てられた義妹、ほぼ50年連れ添った舅、義理の母とは折り合いが悪かったヤマネさん旦那。家族それぞれの思いを胸にお墓に向かいます。




 今では珍しくなったイタリア式家族の廟



 


 

 棺を納めて表面を大理石で覆い、写真と言葉で飾る。これは義妹が捧げたもの「私のために泣かないで、喜んでください。神のもとにいるのだから」(写真左)
 
 後妻の両親と6歳で亡くなった兄。この三人は何十年もたったので荼毘に付して灰を収めている。(写真右)




 廟の中にあるピエタのモザイク。
 
 何年か前に、兄弟でお金を出しあって新築したもの。亡くなった家族を大事にする思いというのはいいものだと思います。