ローマから吹く風




秋の贈物キノコ/冬の味覚イノシシ

ローマから吹く風

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 寒くなってくると、お約束の暖炉はじめをします。家の暖炉に炭火を使って火をくべるのです。ちょっと気温が下がって、夜半湿気が降りてきたので、点火。火の暖かさはとっても優しいです。
 
 炭火で煮込みが美味しい季節になってきました。炭火と言えば茸の炭火焼です。そして冬の味覚と言えばイノシシ肉です。第47回はMidoromaさんの家のお庭に生えてくる「太鼓の束」キノコと冬の味覚イノシシをご紹介します。



マンガ学校

<秋の贈物キノコ>
 80を過ぎている舅はアウトドアが好き。しかも収穫のあるキノコ狩りは晩秋の楽しみ。一応イタリア男なので、キノコ狩りのスタイルを決めてMidoromaさんちにやってきました。Midoromaさんの家のお庭には、二箇所ほどキノコが出てくる場所があります。今回、いそいそと、ミモザの林へ出かけて、嬉しそうに戻ってきました。
 
 かごいっぱいの「Mazzo di tamburo」太鼓の束、とでも訳せる名前をもつキノコ。ネットの日本語の画像検索で、ざっと見てみたけど、同じキノコには巡りあえず。日本には育たない種類なのかも。



お店

 あっさりした味で、大きく開いたものは、炭火でステーキにして、パセリのみじん切りとレモン汁と塩とオリーブオイルで食べる。つぼんでいるものは、スライスして生でサラダがおいしい。もちろん、フライパンで炒めてパスタに和えてもおいしい。バター炒めもいいかも。
 
 帽子にカゴに木の枝の杖。いかにもな姿に自分で笑って、写真を撮ってよと言った舅。かわいいでしょ。
 
 この大量のキノコ。大きい4枚は炭火で焼いて食べて、残りはフライパで炒めて、冷凍庫へ保存。好きなときにキノコパスタが食べられます。



マンガ学校

<冬の味覚イノシシ>
 寒くなると人間も冬ごもりの支度。イノシシを食べて栄養を蓄えます。ヤマネさんの嫁いだルーリー一家ではヤマネさんのダンナ様をふくめてハンティングを趣味にする人が多く、この季節はイノシシ狩りをして栄養を補給します。下手に料理すると野生肉はクサいけど、ルーリー一家はみんなイノシシをうまく料理します(ヤマネさんは?)。
 
 久々に義兄宅へ。義兄の息子はハンティングが趣味。あ、義兄はダンナと腹違いでこの母はダンナの母ではない。一家の中でこの母と秘伝を伝授された義姉は野生動物料理では、大天才。狩りの獲物はほとんどこの家にあるという寸法です。



お店

 野生動物の肉は脂肪分が少なく、調理法を知らないと硬くて臭い。義姉はお手の物。肋骨部分をトマトと薬味でくつくつ煮込み、猪肉の旨味を引き出してソースにしてパスタに和えた。パスタはどうたべても美味しいけど、猪+フェットゥッチーニの組み合わせは格別です。
 
 それ以外の肉は薬味と一緒にグツグツ煮て、こちらはトマトを入れずに「白」で仕上げた。とてもおいちかったです。