ローマから吹く風




コミックスフェアROMICS

ローマから吹く風

←253 前の情報を見る    次の情報を見る 255→

 ヨーロッパでは、マンガが大ブームとなっており、マンガの専門店迄あります。イタリアでも全国的なコミックフェスティバルが開催されています。
 主なフェスティバルは、ルッカ、ローマ(年2回)、ミラノ、ナポリ、トリノで開催されます。それぞれ10万人以上集まります。ルッカのフェスティバルなどでは20万以上集まる巨大なもので、ヨーロッパ全域 からマンガファンが集まります。
 回を追うごとに、欧米のマンガが減っており、日本のマンガ関係が半分以上占めており,マンガ学校の先生をしている山根さんも、少々、日本代表になった気分です。



マンガ学校
*

 ローマとフィレンツェにはマンガ学校があり、東京アニメーター学院との間で講師の派遣が行われています。この卒業生は、マンガのプロとして世間に旅立っています。
 ローマで毎年秋に開かれるコミックスフェアROMICSにマンガ学校の一員として参加しました。
 フェアはマンガ学校Scuola Comicsの宣伝の格好の場所。
 卒業生がライブで絵を描きます。
 三年間みっちり美術解剖から学習した成果を発表します。皆、驚きの顔で白い紙から人物が現れてくるのを見ています。

 おにぎりやカップラーメンを売るスタンドもあり、日本大使館もスタンドを出しています。イタリアにある日本の大使館も暇なのかしら。
 日本の漫画、アニメ、ゲームキャラのグッズのスタンドが半分以上を占めています。コミックスフェアというより、だんだん、「Japan Expo+コスプレ」みたいになってきています。ご時勢がそうなんでしょう。

 クール・ジャパンはまだ続くようです。マンガ・アニメ・ゲームから日本の文化や歴史に興味をもつという流れがでてきています。だからSUSHIブームはその一端の用に思えます。自分では気がついていなかったけれど,日本の文化にはそれだけ惹きつけられる奥深さ、幅の広さがあるということかもしれません。



コスプレ

 イタリアのコスプレの発表の場は、各地のコミック・フェスティバルとなっています。
 自作のポケモン(?)。庭の境に使う格子状の針金を使ったりして色々工夫してるのがかわいい。しかも持ち運びができるように解体できる工夫もしてる。

 来場者はアクティブに参加したい人。コスプレという仮装には自分じゃないものになれる(あるいは隠れた自分を引き出せる)魅力があって、一度やったらやめられないそうな。

コスプレ

 マイナーな「ゆーゆー」というマンガのキャラ。どこで知ったの?と聞いたらネットで見つけて気に入ったそうだ。

 マンガ学校のフィレンツェ校(ルッカに近い)では、コスチューム学科があり、コスプレ衣装の授業が行われています。





ローマから吹く風 ローマから吹く風 ローマから吹く風

 上着はすでにコスプレの店で売っている。被り物は自作。私としては自作で工夫してるコスプレが好きです。(左)
 おっさんのスーパーマリオ。おっさん、可愛すぎ。(中)
 傑作ですね。目立っていました。(右)

ローマから吹く風 ローマから吹く風

 はっきりと分かるNaruto。カラコン入れて、表情もアクションもなりきっていました。(左)
 コスチュームもボディも自作… おそれいりました。 (後ろの黄色はバナナ) (右)



お店

 開催ごとにこういうアニメ、ゲームキャラのグッズのお店が増えています。

 私の本を買ってくれた13歳の女の子のお父さん、じっと感慨深げに私を見て 「私は船の関係で2年間日本の会社と仕事をしました。あんなに素晴らしい人々と仕事をしたことはなかった。あなた方を尊敬します。」と言いました。
 うう! 真面目で誠実な日本の会社の方、ありがとうございます。
 私もここで、日本を代表してるんですね。日本人らしく誠実にみんなと接しようと思いました。どしても不完全だけど。。。