ローマから吹く風




フィオレンティーナとリボッリート

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 フィレンツェで「カルボナーラ」を食べるのはちょっと悲しい。いや、フィレンツェに住んでいるならたまに食べてもいいけど、わざわざ外からフィレンツェへ行ってまでカルボナーラを食べたくない。食べないでほしい。では何を食べるか。
 やはり食べるなら、フィレンツェ自慢の地元料理。そこで庶民料理のリボッリート(RIBOLLITO)と世界一のステーキ、フィオレンティーナ(BISTECCA FIORENTINA)を食べることにしました。



 

<ビステッカ・フィオレンティーナ(BISTECCA FIORENTINA)>
 もう、大文字で叫んじゃいます。これを食べずにフィレンツェを去ってはいけない。フィレンツェ風Tボーンステーキ。
 
 メニューには1キロの値段がでているので、その値段を払えばいいと思ってしまってはいけない。一枚1キロから2キロ。炭火で焼いて、切り分けて持ってきてくれるので食べるのに困らない。分けて食べるのがちょうどいいかな。
 焼き方はやはりレアで行きたいですよね−。お肉の美味しさがよく分かる。



 
<リボッリート(RIBOLLITO)>
 名前の、「リ」は「再」、「ボッリート」は「煮る」。そのまんま「再び煮たもの」という名前のスープです。イタリアのスープはするするの汁物ではなくて、ミネストローネでも見られるように、具がたっぷりでドロッとしたものが多い。これもその一つ。
 
 これも庶民の料理で、余ったパンと農業国で野菜が豊富なお国柄をいかしてたっぷりの野菜を煮込んだもの。これをたっぷり作っておいて、翌日また煮こむ。これがりボッリート。お汁物は何度かにこむと味のコクが出ておいしくなりますよね。
 
 タップリした土鍋で煮こむのが本式で、このレストランではそれを彷彿とさせるために、土鍋風のお皿で出してくれました。

 このフィオレンティーナとリボッリートはフレンツェの旧市街、レプッブリカ広場にあるGIUBBE ROSSEで食べました。1800年代の終りに開店した老舗なカフェレストラン。店内には800年台から900年代の絵画がかかっていてギャラリーのよう。 だからテーブルもレストランというよりカフェ風で低いテーブルです。
 
 味は決してまずいわけではないけど、超美味しいというわけでもない。ただ、旧市街にホテルをとっていたら、簡単に行けるし、雰囲気が良いのでお薦め。この広場に4つカフェレストランがあって、食事時にはどの店も黒服のお兄さんが客引きをしています。
 
<GIUBBE ROSSE>
 住所:Piazza della Repubblica, 13/14r, 50123 Firenze
 電話番号:055 212280
 HP:https://www.giubberosse.it/