Cucina Italiana
クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)
第50号
気軽なレストランOsteria Pagliazzaのメニュー
はじめに
イタリアの高級レストランは、毎週のお休みだけでなく、夏のバカンスやクリスマスから年始のシーズンといったように、とにかくお休みが多いです。これもシェフに十分休養をとってもらうためで、良く理解できるのですが、我々日本人にとっては観光に行きやすい時期なので、痛し痒しです。
例えば夏のバカンスシーズンとなると開いているのは美味しくなくて高いばかりの観光客向けの店やホテルのオステリアやトラットリアといった、ひとランク下のレストランとなります。この時期はお客様にレストランを紹介するのに頭を痛めます。
フィレンツェで日本のファミリーレストランのように年中無休で、しかも観光客向けでない本当のイタリア料理を食べられる店はないかと探していましたところ、ついに見つけました。それがブルネッレスキ・ホテルのオステリア・パリアッツァです。以下にパリアッツァのメニューを紹介します。
レストランのメニュー
→http://www.ivc-net.co.jp/restaurant/menu/index.html
協力者の紹介
→http://www.ivc-net.co.jp/food/mailmaga/2016/publish.html
20号から40号の刊行予定
→http://www.ivc-net.co.jp/food/mailmaga/2016/publish2.html
レストランのスタッフによりフランベされた料理
フランベとは、調理の最後にアルコール度数のお酒を フライパンの中に落とし、アルコール分を飛ばす調理法。 主に、肉や魚などの 素材をフライパンなどで焼いたり炒めたりする際、最後の香り付けのために使用される料理です。
<「ボッティチェッリ」のフェットチーネ>
バター、生クリーム、ペースト、大エビ、ジュリエンヌ風レモン、カレー、ジェノバのズッキーネ、エシャロット、のフェットチーネ 29€
<アルフレドのタリアテッレ>
バター、生クリーム、パルミザン、ナツメグ、ジュリエンヌ風ハムのタリアテッレ 24€
<緑胡椒のフィレ肉>
バター、生クリーム、マスタード、緑胡椒、ブランデー 32€
<スゼットバター(フランス)のクレープ>
バター、生クリーム、マスタード、緑胡椒、ブランデー 32€
トスカーナメニュー
<ラビオリの茄子詰め、バターと乾燥トマトのソース>
<「スコットーナ(若い雌牛)」のタリアータ(骨と脂肪分を避けた切り取り方)と野菜のグリル>
<ノルチャ産サラミ類>
バッゾーネ(面長)生ハム、(スローフード協会お勧めの)ビロルドサラミ、ラード、自家製サラミ、コッパ(豚の肩肉と首肉のサラミ)、トスカーナのペコリーノ(羊のチーズ) 21€
<トマトとチーズ>
フコストゥラート・トマト(トスカーナ産の甘みのあるトマト)、水牛モッツァレッラ、バジル 22€
<フィオレンティーナ>
ファッソーナ牛のフィオレンティーナ(Tボーンステーキ)、豆のフラスコ煮 9€/hg(二人前より)
詳しくは→こちらから
Osteria Pagliazza
住所:Piazza Santa Elisabetta, 3 Firenze
電話:055 27370
URL:https://www.hotelbrunelleschi.it/ristorante-firenze/ristorante-in-centro-firenze/
次回予告
イタリアのローマより北の地域では、庶民の手軽な昼食や軽食として切り売りピッツァがあります。ワンコインランチのないイタリアでは重宝しています。基本は立ったままで食べること。近くの公園のベンチに座って食べる人もいます。第53回はローマの切り売りピッツァをご紹介します。
協力者の紹介
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